歯科の優先順位は?
2026.07.25
こんにちは 暑い日が続きますね・・・気が付けば前回投稿から3ヶ月も経過しておりました
ありがたいことに患者様が増えて忙しい毎日を送っております
6月には法人内のデイサービスで歯科健診のイベント行ったり、嘱託医である保育園の健診もあり 幅広い年代の口腔内を診察する機会が多くありました
そこで感じたことですが・・・題名にもあるように歯の優先順位って?
成長期の子どもはしっかり咀嚼することで脳の発育にも影響するという研究データもありますし、高齢者においても奥歯がしっかり噛み合っているということ、残存歯数が認知症の発症のリスクにも繋がるという報告もあります
そのくらい咀嚼するという事が、私たちのからだにとって、とても重要なのです
でも・・・歯の優先順位がまだまだ低いように実感しております
幼少期において習い事も大事でしょう でもしっかり栄養を摂り大人になるまでの基礎となる骨や体の成長はもっと重要です。小学校に上がり受験する子どもたちも多いですが、その大切な時期に、虫歯で歯が痛んで集中できない、スポーツするときにしっかりくいしばって力を発揮できないなんてことがあれば本末転倒です 痛んでからではなく予防を中心に食生活・仕上げ磨きの指導を受ける事や歯並びの管理や悪習癖を矯正をしていくことが成長期には必須です
高齢者においては、介護施設や居宅往診でも口腔内の診察をすると物凄く汚れている方が多いです。仕方ありません。誰しもが老いていき、自分で出来なくなることが増えるから
一方でご家族様が面会に来られると必ずと言っていいほど、差し入れを持参される姿を目にします。それほどご自分のご両親がしっかり食べれているのかな?好きな物を食べさせてあげたいなという思いが強いことの現れではないでしょうか?
でも残念ながら歯科往診は痛みがないから必要ないですとか、口腔ケアは日常の介護の中でも優先順位が低いことも現状です
そのような場面に遭遇すると、がっくりくることも多々ありますが、一喜一憂せず正しい知識や専門的なアドバイスを地道に継続していくしかないなと思っています
その一方で、新規オープンされてから6年くらい経過した施設があるのですが、オープン1年目から歯科介入させて頂き当初は歯科への優先度が低かったのですが、職員さんも安定し毎月有意義な会議での議論、年2回の職員への勉強会、毎月の食事観察などを行い、積極的に多職種の方が私に質問や相談をしてくれるようになり、続けてきてよかったなと思える環境が整いました。
教育というのはとても大事です。これは自分自身にも言えることで、日々医療は進歩し、その時のガイドラインは更新し続けられます。開業すると勉強する機会は自分で作らないとほぼなくなります。定期的に学会の研修を受けることや、勤務医の年下の先生からの新しい情報を教えてもらうことで知識のアップデートが必要です
話は変わりますが、歯科医師会でのお仕事で11月に東灘区のケアマネ研修でお話しさせて頂く機会があり、歯科を身近に感じ、要介護認定を受けられた方やご家族に受診や往診に繋がるお話が出来ればいいなと準備しております
長々と書いてしまいましたが、これから夏本番 今年の夏も予定通り暑いです(笑)
歯肉も腫れる方続出の時期ですので、かかりつけ歯科をもち受診継続してくださいね!

